心の悩みの原因は、体質的な原因とストレスからくる原因が考えられます。当然、原因によって対処も変わってきます
が、多くの方が原因に合った改善をされていないため、長い間症状に悩まされています。
原因を見極める一番の方法は、カウンセラーがよくお話を聴かせていただくことから始まります。時間をかけてお話を
お聴きする中で原因が明確にし、どのような取り組みや生活習慣が心の病の改善に繋がるのかをサポートさせて頂きま
す。
・うつ、うつ状態 ・パニック障害 ・イライラ
・対人恐怖症 ・過食と拒食 ・摂食障害
・自律神経失調症 ・適応障害 ・依存症
・アダルトチルドレン ・PTSD(心理的外傷ストレス障害)
●うつ・うつ状態
うつの克服、改善で大切なことは、症状の見極めと症状に合った取り組みです。
Freedom-Support は、ご相談者様のお話をお聴きしつつ、薬や休養だけでは足りない部分をサポ
ートさせていただいております。
うつが克服・改善しない理由
・うつ病なのに病院に通わなかったり、生活習慣の改善ができていない
・薬が症状と合っていない
・うつ状態なのにカウンセリングに通っていない
・専門家がうつ病とうつ状態、適応障害の違いなどを明確に分かっていない
など、うつが良くならない方は、このような理由がある可能性があります。
Freedom-Supportは、ご相談者様のお話を詳細にお聴きいたします。それは、ご相談者様の気持ちが、楽になる目的だけでなく、
うつの症状や改善の取り組みなど確認するためでもあります。
どんなタイプの『うつ』?
・体質が影響している
・気分、性格が影響している
・環境、性格が影響している
など、ご自身がどんな『うつ』なのかで、克服への取り組みは違ってきます。
もちろん、自分がどのうつなのかは、一人で考えてもわかりません。医者には聞きにくいという方も多いと思います。
そんな時お役にたてるのが、Freedom-Supportです。
●パニック障害
Freedom-Supportでは、乗り物に乗れない、人が多いところへ行けないという方のご相談もお受
けしています。
人によっては乗れない乗り物は異なりますが、症状としまして「息が苦しくなる」「心臓が締め
付けられる感じがする」「言いようのない不安がある」というような症状が表れるようです。こ
のような状態は、パニック障害という心の病の場合が多いのです。明確な理由も判明していなく
、ある状況に神経が反応し症状が出るので症状がいつ出るか不安なまま生活しなければならず、
症状が出た時と同じ状況の場所には行きたくないという思いが強くなるため、乗り物や人の多い
ところ、閉鎖的な所が怖くなるのです。
しかし、パニック障害の症状は、人間の体にとって当たり前の反応が起きているだけですので、
しっかりと改善できます。
●イライラ
普段の生活で、すぐにイライラしてしまうという方も結構いらっしゃいます。自分の思うように
物事が進まずイライラしてしまう方、他人の言葉に感情的になってしまう方、自分自身にイライ
ラしてしまう など、人によって様々。
これらは自分の感情をコントロールする能力が欠けているために起こる感情です。
イライラしやすい性格は、周りの人間に不快感を与え、距離を置かれてしまうだけでなく、本人
も余計なストレスが溜まってしまいます。
●対人恐怖症
対人不安というのは、多くの悩みのベースにあるものです。
職場や学校などでの人間関係、地元地域での人付き合いの悩みを抱えている人は、程度の差はありますが多かれ少なかれ対人関係の恐
怖や不安を抱えています。
対人恐怖症はどなたでもなるものではなく、注目される事が苦手な方がなりやすいと言えます。その意味でも対人恐怖症は、人が怖い
という症状などではなく、人から嫌われることが怖いという心の病なのです。
『誰からも嫌われたくない』という思いが強すぎて思った事が言えない、人の視線を意識しすぎる、意識しすぎるあまり外出もできな
くなるのです。
対人恐怖症は、『誰からも嫌われたくない』という思いを和らげることと、『自分が人から嫌われることはない』という思いを持つ事
で症状は良い方向に向かっていきます。しかし、人見知りな性格、人の称賛を得たいという思いは、その人の性格が関係しているため
全て解決にはなりませんが、その性格とうまく付き合っていく事で、対人恐怖症で悩む事もなくなります。
対人恐怖症のかたは、自分は意外と目立ちたがり屋なんだという性格を自覚する事も、克服のための重要な要素です。
●過食と拒食
心の病には、食べるという行動をしなくなる拒食症と、異常に食べてしまう過食症があります。これらは特に女性に多くみられます。
食事をとらない状態、または食べすぎ、どちらに偏っても健康を損ない、内臓への負担、精神面の不安定さにも繋がってきます。
この二つは「摂食障害」といい、いずれの症状は正反対ですが同じ心の病です。
ただたんに、痩せたい理由で食べない事をはじめて、結局そのまま食べずにいるパターンがあれば、食べる事を我慢した反動で、過食
が起こる人もいます。過食の中にも、過食・拒食を繰り返す人、過食のまま続く人もいます。
摂食障害は、ダイエット目的と言われる事がありますが、そんな単純なものではなく、親子の関係がストレスになり、症状が現れてく
る事が多いのです。
摂食障害は、心理的な要因と、体質的な要因が考えられますが、その改善には、症状に対するアプローチだけでは不十分で、症状の根
底にある心の問題から解決していく事が必要なのです。
Freedom-Supportは、主に心理的要因に焦点をあてますが、極度の摂食障害と見受けられる方は命の危険もありますので、病院に行く
ことをお勧めします。
●摂食障害
これは、過食症や拒食症が主な症状で、ダイエット・ストレス・成長への不安・愛情不足などで過食や拒食に陥ってしまう障害です。
特に女性に多く、過食や拒食が続くと必要な栄養が摂取できず、深刻な状態を招いてしまいます。
■摂食障害の種類
・過食症(神経性大食症)
激しい飲食で、それに対する代償行為(自ら嘔吐、薬物で排泄、絶食)を行う。過食症の人は、自己嫌悪になり自殺を図る場合
もありますので、周囲の人は注意が必要になります。
・拒食症(神経性無食欲症)
「太っている」とか「やせたい」などの思いが強く食事をとらなくなる状態です。無理なダイエットから拒食症になる方も多く
、他人が痩せていると言っても、自分はまだ太っていると思い込み食べる事を拒む傾向にあります。また、拒食症から過食症へ
症状が移り、拒食と過食を繰り返す場合もあります。
■摂食障害のカウンセリング
摂食障害は、何らかの葛藤を抱えていてそれに向き合う事ができずに、食べない事や食べる事に依存する事で解消している状態
なのです。
過食も拒食も、健康状態を大きく損なう危険な行為なので、出来る限り早期に対処する事が必要です。「痩せたい」、「キレイ
になりたい」という願望と、ダイエットという行為が引き金になる場合も多くあります。
Freedom-Supportでは、じっくりお話に耳を傾けて、摂食障害の心理的原因を見極め、その上で生活習慣の改善を図って行きま
す。
●自律神経失調症
自律神経失調症の原因はストレスです。
自律神経とは、交感神経(人が動いている時に働く神経)と、副交感神経(休息している時などに働く神経)のバランスが崩れて発症
します。主な原因はストレスです。
自律神経は、筋肉や内臓など、様々な身体の働きと関係があります。働きが乱れると様々な症状が表れてしまいます。以下のような症
状で、病院で検査をしても異常がない場合、自律神経失調症の可能性が高いと思います。
・頭痛、腰痛、肩こり、めまい、のどが詰まる、胸の圧迫感、動悸、手足のしびれ、下痢や便秘、寝汗が多い、朝から疲れている、胃
の調子が悪い、皮膚の違和感、耳鳴り、体のだるさ、手足のだるさ、失神 ・・・など
改善までの時間に個人差はありますが、Freedom-Supportを受けて楽になったと言われます。原因となるストレスが緩和されれば、症
状も楽になるのです。
※ただし、身体に異常を感じた時、異常の個所をみてくれる専門医を受診してください。自律神経失調症と判断し、カウンセリングで
の改善を試みるのは、他の病気であるという可能性を無くしてから取りかかることが大切です。
●適応障害
適応障害は、学校や職場などの集団環境、あるいはその人間関係がうまくいかないままに社会生活を送る事で支障が出る状態です。不
安・焦燥感または、不眠や仮眠、食欲不振、頭痛、腹痛、倦怠感や疲労感などの身体的な症状が表れます。原因はストレスのため、専
門医療機関で診察を受けても、自律神経失調症と診断される事があります。適応障害は、そのままにしておくと、ストレスによる抑う
つ状態が長く続き、社会復帰が難しくなってきますので、症状を自覚したら、早めにカウンセリングを受ける事が大切です。
■適応障害がもたらす弊害
大人の場合、職場でのストレス感、集中力や判断力の低下から仕事が思うように進まない、疲労が取れないなどの現象が起ります。
主婦の場合、家事をする気がなくなったり、部屋が日に日に散らかり掃除をしなくなる、料理や洗濯に時間がかかったりします。子
供の場合、学力低下、学校では頭痛や腹痛になりやすく、学校に行きたくなくなるとか、おねしょや指しゃぶり、爪噛みなどの行為
も目立つようになります。適応障害の症状は、ストレスが原因である事も多いため、その原因が取り除かれると症状も治まってくる
場合が多くなります。
■適応障害のカウンセリング
カウンセリングでは、ストレス原因に気づいて頂くことが重要課題です。そのストレス原因は、排除が可能か不可能か、可能ならば
どうすればよいか、不可能ならばストレスに対抗する手段は何かを考えていく事が必要です。ストレスの対処は、ご自身の性格や心
の状態または、環境によって、実施することが異なりますので、カウンセリングをしていく中で、ご自身が気づく事、カウンセラー
が理解する事で改善の方向性が見えてきます。カウンセリングを受け、ご自身を追い込んでいるストレスを明確にし、最適な対処方
法を身につける事が大切です。
●依存症
アディクションとも言い、「自分にとって不利益、不都合と分かっていても何かをしなければやめられない状態」です。人は、ある程
度何かに依存する事は、心の健康上必要なのですが、ご自身の意思でコントロールできない依存は、精神的・身体的・社会的な問題を
引き起こす事につながります。
また、依存症は、否認の病とも言われ、自分を異常だと認めないところに改善の難しさもあります。改善が難しいというより、改善の
ための行動を継続する事が難しいのです。改善が難しいもう1つの理由は、イネイブラーといってといって、借金の返済をしてあげた
り、尻拭いをしてあげたりなど、依存行動を援助してしまう人がいる事です。そのため、家族や恋人などイネイブラーとなっている、
または可能性のある人も含めてカウンセリングする事が望ましいのです。
■依存症の種類
・アルコール依存症
お酒を飲まないとイライラしたり、落ち着かなくなる症状です。アルコール依存を治すのは、自分の意志だけでは大変困難です
ので、専門家に相談する事をお勧めします。
・ギャンブル依存症
ギャンブルをする事でストレスや心の葛藤を処理しているのですが、仕事や家庭を崩壊させてしまう恐れがあるため、専門家に
相談する事が必要です。
・恋愛依存症
心が何かに満たされたい思いがあり、それを埋める為に恋愛関係を結びます。常に恋愛をしていないと安心できず、一つ終わっ
てもまたすぐに次の相手を探すという事を繰り返します。相手に何かを求めるばかりで相手と対等な人間関係が結べません。専
門家に相談し、自分の心と向き合う事が必要です。
・共依存症
「私がいないとダメなんだ」と、何か欠落した人と付き合う事で自分の存在価値を確認する症状です。
ダメな人と世話する人が、お互いに依存しあい、お互いの成長を止めてしまいます。。
■依存症のカウンセリング
否認の病であるという点、イネイブラーという依存援助という点から、家族や恋人など、身近な人と一緒に、カウンセリングを受け
て頂く事が望ましいと言えます。依存症かもという事に気づいて一人でカウンセリングを受けても継続できない人が多いので、はじ
めから夫婦・カップル・または親子などでカウンセリングを受けたほうが解決が早いと思います。
依存症の改善には、意思の強さも重要ですが、気合や根性で改善されるものではありません。専門的な知識を得て、正しい改善の方
法を継続する事が必要です。そのためにも、カウンセリングの中でご自身の事を話しつつ、カウンセラーから専門知識を得たり、明
確な改善方法を学ぶ事が必要になります。ご自身が、もしくは身近な人が依存症ではないかと感じたら、早い段階でカウンセラーを
頼ってください。
●アダルトチルドレン
Freedom-Supportに来られる方には、家庭環境から生じた悩みで現在も辛い思いをしておられるという方も少なくありません。ご自
身が自覚している、していないにかかわらず、原因がわからないイライラや不安・焦り、または息苦しさ、人から見捨てられるよう
な思い・対人恐怖・異常なほどの相手への依存などを持っている場合があります。幼少期の家族関係が、現在の心の悩みに影響して
いる状態をアダルトチルドレンいいます。
原因は親子の関係ですが、似たような家庭環境でも悩みを持つ子供と持たない子供がいます。そのため、その人の家庭環境がどうだ
ったか、物事をどう捉えているかという感覚を理解するため、しっかりとお話をお聞きします。記憶や気持ちの整理を行い、新たな
気付きによって現在が良くなっていくお手伝いをする事がカウンセラーの仕事です。自分の過去を話す事は、決して楽な事ではない
ので、話せそうな事からゆっくりと話して頂けるようカウンセリングさせて頂きます。
●PTSD
PTSDは、心理的外傷ストレス障害という、大きな震災や事故の後などにあらわれる心の悩みですが、混同されがちな症状にASD
(急性ストレス障害)があります。
・主な症状
フラッシュバック : 被災時の出来事を鮮明に思い出したり、それに影響された夢を何度も見る。
回避 : 被災時の出来事や感情を話す事を避ける。
身体症状 : 神経が高ぶり、イライラや不安感が治まらない、眠れない。
■PTSDとASDの違い
ASD(急性ストレス障害)は、約4週間以内に治まる状態の事をいいます。
そのため、この段階でPTSDだと判断し、不安にさせてしまうと、治る症状も治らなくなるため、 症状が出ている人には、 安心
感を与えてあげる事が大切です。
PTSD(心的外傷ストレス障害)は、上記のような症状が、1カ月以上たっても治まらない場合や、1ヶ月後、長い場合は1年後
に急に症状が表れる場合の事をいいます。
大きな精神的ショックを受けた直後に症状が出ていても、それが続くとは限りません。その時期に元気だった方が1年後、急にPT
SDの症状に悩まされ始めるという事もあるのです。大きな精神的ショック・トラウマなどのケアには、長期適な対応をする必要が
あります。
■PTSDのカウンセリング
PTSDも、親による異常に厳しいしつけ、暴力や暴言をなどの虐待、大きな事故などの精神的ショックが原因となっている場合が
多いのです。Freedom-Supportでは、現時点で話せる事からゆっくりと話してもらう事を重視し、無理にPTSDの原因となった出
来事やその時期の事を話してもらう事はいたしません。
無理にトラウマに触れる事は症状の悪化につながる事が多く、ゆっくりカウンセリングを進め、少しずつ強くなっていく支えを優先
しています。
PTSDのカウンセリングは、焦らない、無理をしない事が大切なのです。
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